会長就任のご挨拶
第19代 東京天草郷友会会長
(2023年4月~2025年3月)
上田 幸穂(天草町出身)
東京天草郷友会(以下「郷友会」と略称します。)の会長を仰せつかっている上田幸穂です。
本日は郷友会のホームページにアクセスくださいまして、誠にありがとうございます。
郷友会は、首都圏に在住する天草出身者及び縁故者で、会の目的及び事業に賛同する方々により構成される同郷会であり、その目的は会員相互の親睦と互助を図り、併せて故郷天草の発展に寄与することにあります。
郷友会の起源は必ずしも定かではありませんが、天草出身の先達有志による本格的会合が東京神田で開始されたとされる明治三十年代を起点とすると、今年(令和六年)で創設以来百二十有余年が経過し、その間先達の方々により営々と築かれてきた輝かしい歴史と伝統を有する世にも稀なる素晴らしい「ふるさと会」といえようかと自負しております。
ところで、郷友会は、財務部、事業部、組織部、女性部、青年部、文芸部及び広報部、の7部門から組織されており、各部が相互連携とチームワークをもって各事業を推進しています。
例えば、事業部、組織部、女性部及び青年部が連携して実施する総会懇親会、幹事会、地域連絡協議会、旅行会、カラオケ大会、ビジネス交流会及びチャリティゴルフ会等の諸事業に加え、文芸部主催による俳句大会等が挙げられますが、それらの詳細については広報部が半期ごとに発行する「会報あまくさ」でご覧いただけますので、当ホームページの「会報コーナー」を参照いただければ幸いです。
ちなみにチャリティゴルフ会は、過去の東北や熊本に生じた大震災や水害時に行った支援実績を踏まえ、今後想定される南海トラフ地震等によって故郷に大災害が生じた場合に急を要する救援物資の調達等、臨機応変かつ一層効果的な支援を可能とするために、チャリティ収益金を当会経常資産とは別枠で災害救援基金の積立てを行うものです。
前述のとおり当会の最大の目的は会員相互の親睦と互助を図ることにありますが、換言するならば郷友会は、自然と人情味が豊かな風土に育った私達天草出身者が、日本の中心たる首都圏に根付き、生き馬の目を抜く競争社会や世知辛い都会の喧騒の中で生き抜くための活力や慰めを得る「オアシス」的存在となることが望まれているものと考えます。
そのためには人智を尽くして事業活動の一層の充実と組織の拡大・活性化に邁進して参りたいと存じますので、皆様におかれましても郷友会の会活動にご理解を賜り、参加くださいますようお願い申し上げます。
なお関東地区には郷友会のほかに各地域ごとに結成されたふるさと会(地域会)が存在しますが、旧市町村の出身者を構成員とする地域会は、「竹馬の友」や「先輩後輩」等のように地縁血縁によって結びついた極めて親しい人々の集合体であり、天草全体という広範囲の出身者を構成員とする郷友会とはまた異なった素晴らしさがありますのでご承知おきいただき、郷友会共々ご支援をいただければ幸いに存じます。
お願いに終始いたしましたが、終わりに当たり皆様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げましてご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。